軽はずみな誘惑 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
二十二歳と三十三歳、ラジオのDJと大企業の最高経営責任者。チャリスとリチャードの出会いは最悪だった。「ぼくの甥に手を出さないでくれ。一族の金が目当てだろう?」リチャードは初めて会ったチャリスに、ぶしつけに言った。彼の甥のケルに宛てた留守番電話のメッセージを聞いて、チャリスが十八歳の甥を誘惑していると勘違いしたのだ。チャリスはただ、ケルが送ってきたDJのテープを聞き、会いたいと言っただけなのに、いくら説明しても信じてもらえない。どうしてこんなに頑固なの?テープのできをほめてあげたのに。なぜ彼女はこうも軽はずみなんだ?まだ十代の若者を相手に…。ふたりは、お互いの大きな違いに気づかざるをえなかった。しかし、同じものも感じていた―なぜか求め合う、強い欲望を。彼女に近づいてはいけない。リチャードはそう言い聞かせながらも、甥が結局チャリスの下で働くことになると、怒りにまかせて、自分でも思いがけない態度に出てしまう。
夢でささやいて (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ここはどこかの島。潮の香とエキゾチックな花の香りが漂う闇の中でキムは男性に抱かれ、甘い言葉をささやかれる。「あなたはだれなの?」だが、夢はいつもそこでとぎれてしまう。キムは同じ夢をもう何度も見ていた。これはなにかの暗示?私は生活に変化を求めているのかしら?そんな思いに応えるように、兄から電話が入った。旧友のサムがニューヨークに戻ってきた、と。サムは、キムの少女時代の憧れの的だった。その彼がジャワ島に新会社を設立するので、現地で住まいを整えたり、さまざまな雑用を引き受けたりしてくれる人物を探しているという。エキゾチックな島に、憧れの男性―夢のとおりだ。キムはこのチャンスに飛びつき、半ば強引に彼に雇ってもらった。問題はキムの立場だった。世間体を考えれば、妻を装うのがいちばんだ。でも、彼と夫婦のふりをするなんて、かえってつらくなるのでは。
公爵のプロポーズ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ジョアンナは遺跡調査のため、古い宮殿を訪れた。ここは元婚約者、グスターヴォの領地だ。何年も前、親の決めた結婚相手に、彼女はひと目で恋をした。だが式の直前、グスターヴォはほかの女性に夢中になった。彼の幸せだけを願って、ジョアンナはそっと身を引いたのだった。あのとき私の世界は音をたてて崩れ落ちたけれど、彼が今も輝いているなら、それでいい…。しかし再会したグスターヴォは、ひどく悩んでいるように見えた。ジョアンナは再び願った。彼の力になりたい、と。
内容(「MARC」データベースより)
ジョアンナは遺跡調査のため、元婚約者グスターヴォの領地にある古い宮殿を訪れた。彼の幸せだけを願って身を引いたジョアンナだったが、再会したグスターヴォがひどく悩んでいるのを見て、再び願う。彼の力になりたい、と…。
聖夜まで待って (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
クリスマスも間近だというのに、ソフィーは恋人もなく、仕事もくびになってしまった。職業紹介所に出向くと、犬の散歩のアルバイトを紹介された。さっそく飼い主ガブリエル・ヨークの瀟洒な家を訪れたものの、だれも呼び鈴に応えない。不審に思ってドアの郵便受けから中をのぞいたところ、ガブリエルと思われる男性が床に倒れていた。彼女は大急ぎで窓から侵入し、気を失っている彼に人工呼吸を試みた。唇を重ねて息を吹きこんだとき、彼は意識を取り戻して不意に尋ねた。「どうして僕にキスをしているんだい?」。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
フィールディング,リズ
イングランド南部バークシャー生まれ。二十歳のときアフリカに渡り、秘書の仕事に就いた。土木技師と結婚し、その後十年間をアフリカと中東で暮らす。現在はイングランドに戻り、ウェールズに住んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
星の降る夜 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
運命の恋人だった夫を失って五年。再び人を愛することは許されるのか?姉が子供を産もうと計画している。しかも会ったばかりの男の。相手のジョーは有名な風刺漫画家で、プレイボーイだという噂だ。このままでは姉の不幸は目に見えている。絶対に阻止しなければ!ジョーの自宅を急襲したリディアは一気にまくしたてた。彼は皮肉たっぷりに応じたあげくに言った。「きみも僕とベッドをともにしたいのかい?」怒り狂っていいはずなのに、なぜか悪い気がしない…。最愛の夫を事故で失って以来、初めてのときめきだった。でも姉を裏切ることになる。ましてこんな男を許すなんて!幸い翌日から仕事でシドニーを離れなくてはいけないリディアは、その間に心を静め、ジョーを完全に忘れるつもりだった。ところが、目的地で彼女を待っていたものは…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
アームストロング,リンゼイ
南アフリカ生まれ。現在はニュージーランド生まれの夫と5人の子供たちとともに、オーストラリアで暮らす。オーストラリアのほとんどの州に住んだことがあり、農場経営や馬の調教など、普通では経験できない職業を経てきた。作品にはその体験が大いに生かされている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
奇跡の賛美歌 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
失った幸せを、いつかまた手に入れたい。あの賛美歌の歌詞のように。メグは宝飾品メーカーに勤めるシングル・マザー。ある朝、社長のネイサンに呼び出され、意外なことを頼まれた。週末に彼の実家で開かれるパーティに、一緒に来てほしいという。母親が次々と女性を紹介するのにうんざりしているらしい。ひそかに憧れていたネイサンの誘いに、メグは胸を躍らせた。週末は思いのほか楽しく、ネイサンもメグに好意を抱いたようだ。ところが、ネイサンが家に送ってきてくれたとき、メグを出迎えたのは、その存在をひた隠しにしてきた三歳になる娘だった。メグが絶望的な気持でネイサンを振り返ると、彼は茫然とした表情を浮かべていた。メグが、ネイサンにも胸に秘めた悲しい過去があると知ったのは、それから間もなくのことだった…。
ボスとの契約 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
秘書のクレアには秘密があった。卑劣な恐喝者から高額な金を請求されているのだ。借金を返すためには一セントだって無駄遣いはできない。そんなとき彼女は突然、憧れの社長ニコラスからプロポーズされた。しかし自分の思いとは裏腹に彼が求めているのは便宜上の結婚だった。愛のない結婚をするつもりはない。だからと言って断れば秘書の仕事を失ってしまう。窮地に立たされたクレアはある決断をした。
内容(「MARC」データベースより)
秘書のクレアには秘密があった。卑劣な恐喝者から高額な金を請求されているのだ。そんなとき彼女は突然、憧れの社長ニコラスからプロポーズされた。しかし彼が求めているのは便宜上の結婚。愛のない結婚はしたくないが…。
八年の夢のあとで (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
病院で研修中のリンジーは一年契約で研修医を募集する医院を訪れた。事務局長との面接で、リンジーは答えた。「八年前にこの場所で、医学の道に進もうと決めました。ある医師に命を助けられたからです」そのとき、リンジーの指導医となる男性が部屋に入ってきた。「マシューなの?」彼こそが、あのときリンジーを救った医師だった。マシューも再会を喜んでくれたが、面接が進むにつれて冷たくなった。彼とのつながりを利用して、この仕事に応募したと思われたらしい。雇われる見込みはないと意気消沈していたリンジーだが、意外にも採用通知が届いた。さらに結婚していると思っていたマシューは、実は独身だった。八年間夢見てきた私のヒーローは、本当に存在した―リンジーは胸が躍った。楽しい一年になればいいけれど…。
モンテカルロの宝石 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
デラは大いなる勘違いをしてしまった。お金持ちのクルーザーの船上ウエイトレスとして雇われたのだがいざ船に乗ると、客たちにありえないサービスを求められ、ようやく自分に割り当てられた仕事が何かに気づいたのだ。デラはいてもたってもいられず、海に飛び込んだ。岸までたどり着いたはいいが、ここはモンテカルロ、助けを求めようにも誰ひとり知る人もいない。「イギリス領事館はどこですか?」びしょぬれのまま道行く人にそう尋ねながら、有名なカジノの前まで来た。「泥棒!」男性の声がして、デラは彼にむんずと腕をつかまれた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ゴードン,ルーシー
雑誌記者として書くことを学び、ウォーレン・ベイティやリチャード・チェンバレン、ロジャー・ムーア、チャールトン・ヘストンなど、世界の著名人にインタビューした経験を持つ。ヴェネチアで偶然、出会った地元の男性と恋に落ち、結婚。現在は夫と三匹の犬とともにイングランド中部で暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
砂漠の楽園 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
助かった!あやうく遭難するところだった。水も食料もないまま不毛の地を歩きつづけたジェナは、ようやく小さな建物を見つけて、安堵のため息をついた。いまにも壊れそうなあばら屋だけれど、外にはぴかぴかの自家用ジェット機がとまっている。持ち主に頼めば、空港まで送ってもらえるかもしれない。そのとき戸口に現れたのは、危険な雰囲気を漂わせた男性だった。孤独を映す瞳、精悍な顔、日に焼けたたくましい体。不意にジェナの胸が激しく高鳴った。初めて会った人なのに、これほど惹かれてしまうのはなぜ。
内容(「MARC」データベースより)
不毛の地であやうく遭難しかけたジェナは、小さな建物を見つけて安堵した。しかし、戸口に現れたのは、危険な雰囲気を漂わせた男性だった。不意に高鳴るジェナの胸。初めて会った人なのに、これほど惹かれてしまうのはなぜ?
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